五行を取り入れた「そうじ」で心も空間も整える

風水を知らなくても簡単にそのの効果を取り入れて、開運を目指すことができる方法があります。
それは「おそうじ」。

風水では部屋の中の気の巡りがスムーズであること重要とされ、悪い気を放つものを取り除くことが大切です。家の中で、よくない気を放っているのが「ほこり」や「ごみ」です。これは宇宙から見ると、埃が好きだと言っているような物。外からも悪い気を呼びこんでしまいます。
しかし、掃除をして悪いものを取り除くと、気の流れが改善、良い気が家に充満する事で、さらに良い気が集まることになります。
結果として、掃除をするだけで全体の運をアップさせることができるのです。

風水で扱う陰陽五行を意識して、より、開運効果を発揮する掃除の方法についてご紹介します。

五行と大掃除の深いつながりとは？

五行を取り入れた掃除の基本

陰陽五行説では、世界のすべてのものが木・火・土・金・水の5つの要素（五行）で構成されていると考えます。それで、より効果的に運気を上げられるとされています。

年末の大掃除はただ家をキレイにするだけでなく、風水に基づいて心や体のエネルギーも整える大切な機会です。普段のおそうじには、無理なく習慣化できる要素が五行にあります。特に「五行」を取り入れた掃除法は、各エリアや物に対する気の流れを調整し、新年を迎える準備に最適です。五行とは「木・火・土・金・水」の5つの要素を指し、それぞれが異なるエネルギーを持ち、家の各部位に影響を与えます。五行に基づいた掃除を取り入れることで、運気を上げ、家庭や仕事、健康にも良い影響を与えることができます。

 

五行別の掃除エリアと効果的なアプローチ

五行と対応するエリアや物があります。堅苦しく考えず、連想ゲームのようにしてみましょう。

 

木：成長と調和のエリアを清める

「木」のエネルギーは成長や健康を象徴します。家の中では、リビングルームやダイニング、家族が集まる場所がこのエネルギーに関連しています。これらのエリアを掃除し、緑の植物を飾ることで、家庭内の調和が生まれ、心が安定します。植物は「木」のエネルギーを強化し、ストレス軽減にも役立ちます。年末にこのエリアを整えると、新しい年に家族間の結びつきや個々の成長を促す力をもたらします。

 

火：活力と情熱を呼び起こす

「火」のエネルギーは活力や情熱を象徴します。キッチンや暖炉、照明のエリアはこの要素に該当し、特に調理器具やコンロを清潔に保つことが重要です。火のエネルギーを強めることで、家庭内に活気が生まれ、仕事や人間関係にも前向きなエネルギーが流れ込みます。年末の掃除でこれらの場所をしっかりケアすることで、来年がよりパワフルでダイナミックな1年になるでしょう。

 

土：安定と信頼の基盤を作る

「土」のエネルギーは安定や信頼を象徴し、玄関や廊下、家の中央部がこのエリアに属します。ここをしっかりと掃除し、物を整理整頓することで、家庭全体に安定感が生まれます。また、玄関は外からのエネルギーが入ってくる場所なので、特に丁寧に掃除することで良い運気を呼び込むことができます。土のエネルギーは特に、人間関係、パートナーシップ、ビジネス的なつながりにおいて安定した基盤を作り、長期的な成功を促進します。

 

金：成功と繁栄を引き寄せる

「金」のエネルギーは成功や繁栄を象徴し、書斎やオフィス、貴重品を保管するエリアがこれに該当します。書類や財産の整理をすることで、成功や財運を引き寄せる力が強まります。特に不要な物や古い契約書などを捨てることは、新しいチャンスを呼び込む効果があります。年末にはこのエリアを整理し、整えた状態で新年を迎えることが、2来年の仕事運や財運を高めるカギとなります。

 

水：流れと柔軟性を整える

「水」のエネルギーは流れや柔軟性を象徴します。浴室や水回り、洗濯スペースはこのエネルギーに関連しています。水の流れをスムーズに保つためには、排水溝の掃除や水回りの整理が大切です。水の流れを整えることで、家庭内の柔軟性や適応力が向上し、新しい年に向けた変化をスムーズに受け入れることができるようになります。水のエネルギーは特に感情面にも影響を与えるため、心の整理を進めたい方にとっては、これらのエリアをしっかりと掃除することが大切です。

 

 

五行に基づく掃除のポイントーどんな物を掃除するといいか

家の中で「木・火・土・金・水」の5つの要素に対応する物は何かなと、遊び心を持って、いつもとは違うパターンでそうじをしてみませんか？

 

木：悦びや活力を感じさせる物

観葉植物の手入れや木製家具、楽器、フローリング、細かいところでは巾木など。

 

火：明るさと活動力を象徴する物

照明器具やレンジ、トーストの掃除。換気扇などコンロ周り。排水溝。エアコン。メイクやネイル用品など美に関する物。アクセサリー。文具。お守り。賞状などの埃を取るのも良いですね。スイッチプレートやコンセントも忘れがちなのでついでに。

 

土：家全体の安定を象徴する物

玄関のたたき。畳。土台という意味では床もいいですね。陶器の食器。植木鉢。傘。アンティーク品。洋服。

 

金：創造性に関する物

鍋類。色は白なので、白い壁。お金周りの物事でお財布。ドアのぶ。パソコンや携帯電話。

 

水：流れを良くする物

流れる水のエネルギーを止めない事を意識すると、床置きの物をやめるのもいいでしょう。水回り。秘密にしている物。冷たい物として、冷蔵庫もやりたいところです。

 

五行を活用した、おそうじのアイディア

先ほどの、五行に当てはめて、家の様々な個所をそうじする事をご紹介しました。

これを曜日に当てはめると、日々すこしずつ、おそうじを進める事ができます。五行の持つ運気がパワーアップすると考えながら掃除や片づけをすすめると、やみくもにやるより、やる気が出るのではないでしょうか。

五行に当てはまらない日曜日と月曜日は、予備日にしてもいいですし、陰と陽と考えてどこかをそうじするのも手です。

●火曜日：コンロ周り、排水溝や換気扇、照明器具、エアコン

●水曜日：水回り、冷蔵庫

●木曜日：木製家具やフローリング

●金曜日：鍋や調理器具、カトラリー付近

●土曜日：食器、たたき

●日曜日：陽と考えると、キラキラしている物→アクセサリーとか。また、表に出ている飾りや絵画などインテリア。

●月曜日：陰と考えると、引き出しや棚にしまってある物。

 

大掃除だけでなく、日々の掃除のきっかけに使えます。今日は〇曜日だから、この場所をやってみようとか、このアイテムを手入れしようとやっていくと、いつの間にかおうち中ピカピカになりますよー。

 

 

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